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(2023/12/19)
11/30(木)・12/1(金)の2日間にわたり、パシフィコ横浜にて約4年半ぶりの展示会を開催いたしました。
従来は木と住まいの大博覧会という名称でしたが、住まいや非住宅建築物だけでなく非建築に至る木材活用を提案するという趣旨の下、
木と暮らしの博覧会という名称で実施させて頂きました。
販売店様や工務店様をはじめとして、ハウスメーカー、設計事務所、ゼネコン、行政、金融機関など様々な分野から幅広く、
計8,000名を超える方々にご来場いただき、盛況のうちに閉幕となりました。
この度の博覧会では、「構造材」や「Gywood®」「ObiRED®」などの木質素材の国産木材の「伐採」から「製材・加工」
「製品化」「ストック」「アッセンブル」、そして再び「植林・育林」までの循環型サプライチェーンを具現化した
「ウッドバリューリング」を展示しました。リングの中心部では特に木質化の需要拡大が見込まれる非住宅分野のうち
4つの空間展示を行い、ご来場頂いた皆様から様々なご相談や新たな可能性を示唆頂きました。
【学校】Gywood®:学童机天板 ObiRED®+Gywood®:フローリング ObiRED®+凸凹Gywood®:腰壁
学童机のGywood®天板交換事例を展示。天板が軽くなることで、児童たちでも移動が容易に。
フローリングは個性豊かな節有のGywood®幅広材(働き幅175mm)を使用し、土足歩行も可能なことを体感して頂きました。
【オフィス】Gywood®:テーブル天板、ワイドルーバー、フローリング
既存の無機質なメラミン天板などの会議テーブルの天板をGywood®に交換するだけで空間が上質になります。
無垢材ならではの良さが実感でき、作業効率や疲労感軽減、癒しなど、健康経営や働き方改革にも対応した提案となりました。
Gywood®の様々な塗装見本も展示し、自然塗料塗装や造膜型塗装のバリエーションも展示し、カラーバリエーションによる
カラーコーディネートの可能性を提案しました。
【福祉】Gywood®:テーブル天板、椅子笠木、フローリング ObiRED®+凸凹Gywood®:腰壁
入居者、利用者の方が和めるような場所づくりにおススメです。生理的リラックス効果など様々な科学的エビデンスに基づき、
更なる介護のサポートにいかがでしょうか。柿渋や漆喰等、日本古来の自然素材による壁面材と木質系の材料のセット提案で
空間を提案しました。
【商業施設】ObiRED®+Gywood®:フローリング、フェンス、スリット外壁 ObiRED®+凸凹Gywood®:外壁
多くのお客様が集まる場所で、見た目だけでなく、Gywood®の外装材の耐久性を提案しました。
ナイス本社の外装リノベーションで採用した凸凹Gywood®はまさに自然の造形がなせる高耐候な外装材デザインで
多くの方々の注目を集めました。あらゆる世代に受け入れられる、自然との調和を目指した店舗づくりにおススメです。
他にも、Gywood®の素材となる原木の展示から、製品・規格化したGywood®が実際にストックされている倉庫を再現した空間や、
使用例として家具やキッチン、床板、トレーラーも展示させて頂きました。
展示された大径材 Gywood®はスギ大径材の有効活用が可能です!
手前はサイズを揃えた「Gywood®フリー板」で、奥は自然の樹形ラインである「耳」が付いたままのGywood®です。
Gywood®フリー板(W300×L3,900㎜)をそのまま床板に!
「Gywood®フリー板」を使用した家具やキッチンなど利用先が増えています。
会場に登場した大型トレーラー! 荷台に使用する木材を南洋材からGywood®に替えました!。
Gywood®は更なる可能性を求めて試験・開発を進めて参ります。
今後のニュースにご期待ください!