ObiRED 大径木高耐久赤身材

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飫肥杉赤身材 +「Gywood」=
新素材に進化

NEW MATERIALS

本当はスギの感じが好きで使いたいんだけど傷が…といった心配であきらめていたユーザーに朗報です!

表層圧密テクノロジー「Gywood(ギュッド)」は、軟らかい針葉樹であるスギやヒノキ、アカマツ等の針葉樹無垢材の表層のみを圧縮し、密度を上げることで硬さを確保し、なおかつ無垢材本来の長所を生かした革新的な技術です。

スギやヒノキの無垢材と同じ見た目、感触、香りなどの風合いを保ちつつ、表面は針葉樹の弱点であった傷つきやすさを克服し、内部は軟らかさをそのまま残すといったハイブリッドな新素材へと生まれ変わっているのです。

表面が硬く傷がつきにくい

HARD TO GET SCRATCHED

スギをはじめ、国産の針葉樹は軽くて軟らかさがあるのが特長ですが、それゆえに木材の表面が傷つきやすく、使用できる用途が限られていました。

表層圧密テクノロジー「Gywood」はスギなどの軟らかい針葉樹の表面だけを硬くすることで、広葉樹にも負けないような硬さを実現しました。

右のグラフは「Gywood」でどれだけ表面が硬くなったのか、どれだけ広葉樹に近づいたのかを比較しています。

軽いのに広葉樹並みの硬さがあり無加工の木材に比べ傷がつきにくくなっています。

水に強い

WATER RESISTANT

木材をデッキ材や外構材として活用していくに当たって雨風は避けられません。多少濡れても日光に一定時間当たることで問題なく乾きますが、風通しの悪いところや日陰となるところでは水がたまりやすく、長期間この状態が続くとカビや腐朽の原因となってしまいます。

「Gywood」は木材を圧密することにより、木材の細胞がつぶれ、吸水性が減少します。つまり、「Gywood」することで表面から内層へ水を浸入させないようガードしますので、木材全体の防水性が向上します。

中身が軟らかく衝撃吸収性がある

SHOCK ABSORBING

スギなどの針葉樹と比べて広葉樹は表面が傷つきにくい一方、内部まで硬いため、衝撃をあまり吸収しません。

「Gywood」により、針葉樹・広葉樹両方の良さを併せ持つことができました。

右図は密度変化を示すグラフです。無圧密材はどの部分もほぼ一定の密度ですが、「Gywood」は表面、中心部、裏面と密度が変化するのが特長です。

「Gywood」は軽いのに広葉樹並みの硬さがあり、無加工の木材に比べ傷がつきにくく、衝撃吸収性があります。これは表層と内部で密度を変化させているのが重要なポイントです。

ネジやクギの効きが良い

WORK WELL

スギは軟らかく軽いため、施工性が良いという長所があるのですが、一方で軟らかいため、ネジやクギの効きが広葉樹に比べて若干弱い面もありました。

デッキ材やルーバー材などは、ネジの効きが良く、長期的にぐらつきやがたつきが少ないことが求められます。

無圧密の木材と「Gywood」を施した木材ではどれだけ違いがあるのか、ネジの引き抜き試験を行い比較したところ「Gywood」を施した木材は表面密度が高くなり、ネジやクギの効きが向上するという結果が得られました。