ObiRED 大径木高耐久赤身材

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AZN乾式注入の特長まとめ

■AZN乾式注入

  1. 寸法変化が小さい
    水を使わず注入しているので、寸法が安定!

  2. 材の色を維持
    無色透明の薬液のため、色の変化が小さい!

  3. 安心・安全
    分類上、普通物の薬剤!

  4. 注入性大
    圧力をかけて注入するので材の中のほうまで注入が可能!

  5. 長期間溶脱しない
    薬剤が水に溶けないので溶脱しにくい

なぜ今AZN乾式注入なのか?

理由:
乾燥材(特にKD材)、集成材、プレカットの増加
住宅の耐震性、製品の性能・品質に対する消費者ニーズの高まり
⇒寸法安定性、強度に優れた材料に着目

 


湿式注入は含水率を大きく変化させるので、
乾燥材や集成材、プレカット材には不向き・・・

AZNなら含水率を変化させないので、乾燥材・集成材にも!
AZNなら寸法変化が小さいので、プレカット材にも!

新商品

AZNは羽目板に注入しても大丈夫!
注入後も実の形状がほとんど変わらず、
しっかり実がはまります!

また、色も多少濡れ色になるだけで、
ほとんど変化はありません!

しかも塗装感についても元の木材と
ほとんど変わりません!

上記羽目板の形状のほか、よろい張り製品にももちろん注入が可能です!

ナイス主動のAZN商品~飫肥杉赤身+AZN~

例)
飫肥杉+AZN+Gywood
・さらに表層圧密技術を組み合わせることで、表面硬度と耐久性を両立
→ さらに付加価値を高めることも可能

◎赤身材でも、表層圧密製品でも、AZNならしっかり注入可能!

 

(参考)AQ、JASに必要な浸潤度は80%

※飫肥杉サイディングにも注入できるか試験中。羽目板は注入可能!

(参考)保存処理のJAS

JASが求められている理由

①公共建築物(行政発注)においては主要構造材はJASに適合する木材と定めている。
「木造計画・設計基準」より

②長期優良住宅などの構造計算において基準・性能が明確なJAS材を使用することで有利に働く。

③製材、流通、設計、施工、管理の各役割の中で明確な指標、品質の統一化に繋がる。


赤字はD1特定樹種

なお防腐注入の性能はK1~K5に分けられる。
風雨にさらされない屋外で使用するにはK3以上の性能区分を持つことが必要となる。

さらに、風雨にさらされる屋外で使用するにはK4 以上の性能区分を持つことが必要となる。

(参考)保存処理のAQ認証

  1. 優良木質建材等認証(AQ認証)とは
    新たな木製品に対して第三者機関による客観的な評価を
    与えて市場流通を促していく制度。(Approved Qualityの略)
  2. AQ認証の設立の背景
    ・JASの改正は5年毎に見直しが行われ実施される。
    ・JAS認定に向けて膨大な研究データが必要となる
  3. AQ認証について
    ・JASと同等の信頼性のある規格である
    ・品質性能評価基準があり、基準に合致したものを認定できる。

 

◎JASとAQ
ex)
AQ認証 屋外製品部材の場合
AQ認証 屋外製品部材1種=JAS K4相当
AQ認証 屋外製品部材2種=JAS K3相当