ObiRED 大径木高耐久赤身材

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ブロック塀が抱える問題

2018年6月18日に発生した大阪北部の地震により、高槻市小学校のブロック塀が倒壊。女児が倒壊したブロック塀に挟まり、亡くなられるという大変痛ましい事故が発生。

他にも2016年熊本地震でも益城町でブロック塀倒壊により男性が死亡している。

18.07.06 小池百合子東京都知事定例会見にて

「日本の森林を元気づけ、安全性、まちの景観のためにも、国産材を使った塀を推奨できるようになれば」

「(国産材の)需要が出て経済性が見いだせれば、世の中が動いてくる。日本の山を見直し、日本の材木を使って山を元気にすることも政策として成り得るのではないか。需要をつくることが、森林管理などについて有効な方法ではないか」

ブロック塀に関する各自治体の反応

先月の大阪府北部の地震で、基準を満たさないブロック塀の危険性が改めて注目されたことから、各地の自治体では、学校や公共施設にあるブロック塀の点検をしたり、安全性が確認できないブロック塀を撤去したりしてきました。

一方で、通学路をはじめ道路沿いにある住宅や店舗などのブロック塀については、撤去や補強などは所有者が行うことになっています。
このため自治体では民間のブロック塀の撤去などにかかる費用を補助する制度の導入が進んでいます。

各地でブロック塀の安全性に関心が高まっており、100を超える市町村でブロック塀等の撤去・改善の補助制度が実施されることとなりました。

その補助制度の中で、危険なブロック塀を撤去し、安全で軽量なフェンス等に改善する動きが高まり、木製フェンスを採用する動きも注目されています。

ObiREDでの木製フェンス

飫肥杉を用いたナイスオリジナルの商品であるObiREDは・・・

 

  • スギなので軽い!    
  •  赤身だけを用い、乾燥にもこだわり、腐りにくい!
  • 精油成分を豊富に含み、シロアリにもつよい!
  • 熱処理などは行っていないため、割裂に対して強い!
  • AZN処理を施すことでさらに耐久力UP!
  • AZN処理によりAQ認証が可能!非住宅への利用も!
  • 国産材!

 

脱炭素(ディカーボン)の観点から、

アルミフェンス < ObiREDフェンス

サステナブル社会にも貢献!

 
現在、数種類のデザインのフェンスを開発中!

エネルギー消費量
木材 vs. アルミ

表 アルミニウム圧延品1kgあたりのエネルギー消費

引用元:アルミニウム圧延品のLCIデータの概要、(社)日本アルミニウム協会、平成 15 年 1 月 30 日

表 製材品製造段階のエネルギー消費

引用元:建築用木材の LCA データベー スの構築、日本建築学会技術報告集、2012 年 2 月

16.5 (kg) ×25 (MJ/kg) = 413 MJ

柱:5.2 (kg) ×25 (MJ/kg) = 127 MJ
板材:4 (MJ/kg) ×380 (kg/㎥) ×0.0252 (㎥) = 38 MJ
合計:165 MJ

フェンス長さ1m(H=1.5m)のエネルギー消費
オールアルミ(413MJ木材+アルミポール(38MJ+127MJ
※アルミはXW-1500-M(XAブラインド)を想定し、1mあたりの重量は16.5kg
※木質フェンス(横張り)1mあたりの木質部分の体積は0.0252㎥
ObiREDは天然乾燥+人工乾燥による複合乾燥のため、エネルギー消費量は更に低い!

熱伝導率
木材 vs. アルミ

 建築材料の熱伝導率

引用元:(地独)北海道立総合研究機構 森林研究本部 HP

アルミの熱伝導率は木材の1700倍程度なので、夏は熱くなりやすく、冬は冷たくなりやすい
ObiREDの熱伝導率は0.093(標準偏差0.0005)W/mK